2019/10/28

私が韓国ドラマを見始めたのは、2004年4月。
NHKで「冬のソナタ」が放送されたときです。
ここからスタートした方も多いのではないでしょうか。
当時は1週間に1回の放送を楽しみにしていました。
土曜の夜の放送でしたから、なおさら良かったのかもしれません。
その後、韓流ブームになり民放でも毎日放送されるようになりました。
こうなると、録画して毎日見るようになります。
そうとうヒヤリング力がついたと思います。
字幕に書かれていないセリフも聞き取れるし、次のセリフまでわかるようになりました。
(それくらい、セリフがパターン化されているってことですね・笑)
見始めた当初は、まだ好きなジャンルとか特になく、歴史ドラマでもラブコメでも、なんでも見ていました。
(民放でやっているのしか見る方法がなかったせいもありますが)
初めて使ってみた動画配信
2017年夏ドラマ、TOKIOの長瀬智也さん主演の日曜劇場「ごめん、愛してる」を見たときに、ストーリーからして「これ、韓国版の方が絶対面白そう」って思ったんです。
でも私にはレンタルしか見る方法が思いつかなかったのです。
しかし、娘に動画配信なるものを教えてもらいました。
「家でドラマや映画が見放題!?レンタルしなくてもいいの!?」
今まで、どうしても見たいドラマがあると、レンタルビデオショップの半額デーに毎週通い借りてきて見ていました。
とはいえ韓国ドラマって長いので、結構手間なんですよね。
いったい、何回行くの?って感じで。
で、早速dTVで「미안해 사랑해(ごめん、愛してる)」の韓国版を見ることに。
第1話見て、「あー、この俳優さん(ソ・ジソプさん)タイプじゃないわ~。
ちょっとヒッピーっぽいし(笑)」
とかって、思いつつもどんどんドラマに引き込まれていくわけですよ。
なんていうか、親に捨てられ、それでも親に愛されたいと思う切なさ、これって日本人にはここまで表現ができないじゃないですか。
そして、ついに最終回。
日本版と全く違う結末に衝撃を受け、立ち上がる気力もなくなり、しばらくぼーっと過ごすはめになりました。
気付けば、すっかりソ・ジソプさんにはまり、見られる限りの彼の作品を見ました。
こうなると、もう完全に中毒症状が(笑)
なにしろ、いつでも韓国ドラマを見られるようになったので、危険な毎日に!
もちろん、テレビで録画して見ることは全くなくなりました。
(テレビだと、全然面白くない「ハズレ」もあるので)
私と韓国ドラマ
韓国ドラマって、どれを見ても同じようなストーリーで俳優さんも限られているのに、なぜ飽きることがないのだろうと不思議に思うときがあります。
多分ですが、舞台が韓国(特に何度も行ったことのあるソウル)であること、セリフが韓国語であること、そして街並みのハングルが私の中で心地よいのではないかと考えています。
韓国ドラマを見ているときの私は、完全にドラマの中に入っていてドラマのエンディングが流れたときに、「今、ドラマ見てたんだ」と、はっと我に返り、現実世界に戻ってきます。
仕事でどんなに疲れていても、夜に1時間ドラマを見ることで疲れがリセットされます。
そして、私の最高の贅沢は、誰もいない日に一人でドラマの最終話までを続けて2~3本見ることです。
(かなり計画的に逆算しながら見るのも楽しみのひとつ)
毎日、一本づつ見てるからこそクライマックスを一気に見ることで、どっぷりつかって見ることができます。
もう最高~~~!!
月に500円(税抜)でこの贅沢。
教えてくれた娘には感謝しかないです。
dTVおすすめの見方
なんでも片っ端から見ていて全く気付かなかったのですが、評価を見てからみれば絶対に外すことはありません。
★5つが最高なので、評価4.2以上のドラマや映画を見れば間違いなく満足できます。
あと、20話以上あるものも面白いことが多いです。
これは、韓国では視聴者からの声が影響していて、人気があるドラマは延長する可能性が高いからです。
普通はだいたい16話くらいですが、20話あるものは人気があるドラマと考えてよいようです。
dTVのメリット・デメリット
dTVのメリット
私が動画配信が便利だと思うのは、何かに録画しておいたりせず、そのまま見るだけということです。
見たいドラマを自分が見たいタイミングで見る事ができます。
次から次に新しいドラマを見ていると、再び同じものをみることはありません。
ビデオテープの時代にはテープが溜まって置き場にも困っていました。
今は、どうしても気に入ったものがあれば、そのときにDVDで買って手元に置いておけばよいと考えています。
dTVのデメリット
「今、見たい」と思うドラマが配信されていないことがあります。
でも、待っていればそのうち配信されるので、それまで他の面白いドラマを見ていればいいので、私にとってはそれほどデメリットとは感じていません。
しかし、最大のデメリットは「ドラマの見過ぎ」ではないでしょうか。
dTVの調査によるとdTVを利用している40代~60代女性の韓国ドラマの平均視聴時間が、なんと3時間だそうです。
どんだけ~~ですよね。
とはいえ、娘から見た私のイメージは「いつもdTV見てる」だそうで、私も平均視聴時間を上げてる一人か、と思ったりもします。
でもね、ドラマの世界で色々な疑似体験をしながら、一人で幸せな妄想を抱いているって、なんとも平和だと感じています。
単なる言い訳かもしれませんが(笑)