私は韓国伝統の餅菓子が大好きで、新大久保に行くと必ず買ってきます。
そして、この色々入っている「모듬떡(モドムトック:色々な餅⇒餅の盛り合わせ)」を選びます。
最初から「盛り合わせ」と印字してあるくらいなので、毎回中身が違います。
まあ、だいたい似たようなものが入っているのですが、知っているものだけ紹介します。
・팥시루떡(パルシルトック)
米粉とあんで作るお餅。米粉はうるち米にもち米を混ぜたもの、あるいはもち米のみを用い、あんは赤いあずきに緑胡麻などをのせて作る。現在でも引越しをした時に近所に配る風習があります。
・무지개떡(虹餅:ムジゲトク)
セッピョン(色餅)とも言います。虹のようなグラデーションの伝統菓子で米粉やもち米などを混ぜ、蒸して作ります。ハチミツで甘味を付けたり、オミジャ(五味子)やクチナシと呼ばれる実から着色した色で虹色に仕上げます。
・송편(ソンピョン)
ごまや蜂蜜、栗、小豆、などのあんを入れ半月形または貝形の餅で秋夕によく食べる伝統料理です。
・약식(薬食:ヤクシク)
약밥(薬飯:ヤッパプ)とも言います。もち米をハチミツ、ゴマ油、しょう油で味付けし、クリやナツメ、松の実などを混ぜて炊いた甘味のあるおこわです。
餅菓子はたまにしか買いにいけないので大事に食べようなんて考えて残しておいたら、あっという間に傷んでしまったことがあります。
美味しいものは美味しいうちに食べるのが鉄則です。
なので最近は帰りの特急列車内で食べてくる「早ワザ」で、美味しくいただいています。