済州島を訪れたときに初めてサムゲタンを食べました。
専門店はメニューなんて存在しないので、店に入るなり注文個数を聞かれます。
いきなり「2개(2個)? 」 こんな感じです。
店内には家族で食事をしている人たちがいました。
お風呂に入ってから来たのでしょうか、子供たちはパジャマを着ていました。
まるで自宅で食べているかのようで微笑ましかったです。
こんな風に地元の人がフラッとやってきて、自宅のようにくつろぎながら食事をしているのを眺めていると意味もなく「こういうのっていいな」って感じます。
そうこうしているうちに、自分たちのサムゲタンが運ばれてきました。
運んできたおばあさんにどうやって食べるのかを尋ねたら、何も言わずにさ~っと厨房へ逃げられました。
(・∀・;)
この町にはサムゲタンの食べ方を聞く人なんていないんだろうな、多分!
仕方ないので、鶏肉をほぐしながら好きなように食べました。
初めて食べたサムゲタン、とても美味しかったです。
あれからサムゲタンを食べるたびに、あの走って逃げた可愛いおばあさんを思い出します。