唐辛子粉(고추가루)
韓国料理に欠かせないのが唐辛子ですが、韓国の唐辛子は日本の鷹の爪に比べると辛さがマイルドです。
鷹の爪はピリッとパンチの効いた辛さで料理を引き立てますが、韓国の唐辛子は糖分やうまみ成分のアミノ酸が多く含まれているため、料理に使うとコクが出て深みのある味になります。
なので料理に使い始めると、入れないと物足りない感じがします。
私の母は田舎育ちで和風の料理しか作れません。
ですが、使い慣れた鷹の爪を韓国産唐辛子に変えたら、友達に何で味付けしてるの?って聞かれるようになったそうです。
すると必ず「誰にも教えてやらないんさ!」っと得意げに言いますが、ちゃっかり友達の分の唐辛子も買って帰ります。
かつては韓国で買っていた唐辛子ですが、今はスーパーでも棚に並ぶようになりました。
唐辛子は粗挽き・中挽き・細挽きと、挽き方で辛さや風味が変わるため、料理や用途に応じてベストの辛さと旨さがでるように使い分けるのが一番ですが、韓国人ほど唐辛子を消費できないので私はいつも粗挽きを買います。
大は小を兼ねるっていう理由ではなく、単に好みなだけです。