済州島にはぺ・ヨンジュン主演の歴史ファンタジードラマ「太王四神記」の撮影が行われた『パークサザンランド』があります。
「太王四神記」の制作費430億ウォンのうち200億ウォンを費やして建設され2万坪の敷地を誇る壮大なドラマセットです。
撮影後は高句麗歴史テーマパークとして一般に開放されていました。
残念ながら2012年に閉館になってしまいました。
この「太王四神記」ですが、韓国では最終回は35.7%の最高視聴率を記録したそうです。
私は歴史が苦手なのでドラマの深い部分まで理解できませんでした。単に衣装や台詞などを楽しんでいるという感じです。
高句麗の時代背景がわかれば、もっと楽しめたのではないかと思います。
表面の華やかさだけを見ていては、もったいないですね。
ドラマで学んだのは四神(しじん)とは東西南北を守ってくれる神獣のことで、東が「青竜(せいりゅう)」、西が「白虎(びゃっこ)」、南が「朱雀(すざく)」、北が「玄武(げんぶ)」ってことです。
そうそう、主題歌もドラマに引き込まれる要因があったと思います。
この切ない感じがたまりません。
いつもながら、韓国ドラマって曲の使い方がうまいな~って感心しちゃいます。
●「太王四神記」の主題歌「千年恋歌」 東方神起
『パークサザンランド』までの交通機関が何もないのでタクシーで行きました。
済州島に来てから何人かのタクシー運転手さんと話をしましたが『パークサザンランド』という名前を知っている人はいませんでした。
ですが「태왕사진기(太王四神記)」と、いうと皆さん「あ~」とわかってくれます。
全然定着しなかった『パークサザンランド』なんて名前をつけなければいいのに、と余計なお世話ながら思いました。
館内は運転手さんが一緒に回ってくれます。
こういうのが嫌な人もいるかもしれませんが、効率よく回れて説明もしてくれ、写真撮影もしてくれます。
ただ、いつも感じるのですが韓国人のペースって日本人より速いです。
ゆっくり回りたい場合は、時間になったら迎えにきてもらう方がいいかもしれません。
パンフレットは中国語しかありませんでした。
これくらいのことで文句を言っていたら、この国で観光はできません。
ないよりマシなので持ち帰りました。
それでは、2008年12月撮影の写真をご覧ください。
ドラマをご覧になった方には懐かしい場所がたくさんあると思います。
写真の説明がないのはパンフレットが中国語でわからないためです。
(「実は覚えていない」とも言う)