●「観徳亭(ガンドクジョン)」
済州島最古の木造建築。
李朝時代に兵士の訓練場として建てられました。
「観徳亭」という名は「射物所以観盛徳也」から名付けられ「矢を射ることにより徳を磨く」という意味です。
武術訓練だけでなく、文官が公事を行ったり、宴会が催されたりもしました。
現在では、待ち合わせ場所として島民に利用されています。
●「済州牧官衛址(チェジュモクグゥアナジ)」
「済州牧官衛址」は昔の済州の政治を司る役所の跡です。
「軍人」の料金があるところが凄いですね。
ちなみに65歳以上の料金が書いてないので尋ねると「老人は無料」と言われました。
それで、当時70歳を過ぎていた友人は無料で私は料金を払いました。
そして、友人の独り言が面白い!
「年齢を確認する身分証明書とかいらないのかしらね。あー、顔見ればわかるか。」
韓国の人はどうやって65歳以上か確認するのでしょうか。もしかして自己申告!?
館内は無料でガイドさんが説明してくれます。
全て韓国語なんで、ちっともわからないですけど、いかにもわかったようなリアクションをしながら説明を聞きました。
●友蓮堂(ウリョンダン)と蓮池
蓮が植えられていたという池は、1526年に敵の侵入や火災が発生したときに備えて造成されたものです。
池後方の友蓮堂は宴会や貢物を捧げる場所として使用されていました。
私は歴史とかは全然わからないのですが、朝鮮時代の衣装や生活様式がわかるものを見るのは、とても好きです。
人形が日本の田舎のブティックにあるマネキンみたいで、面白かったというのが最初の印象でした。
歴史ドラマをいくつも見た今では、韓服で官位の違いがわかるので、また違った楽しみ方も出てきました。
「木牛」と呼ばれる展示品です。
これを見た時なんだかわからず、夢に出てきそうなほどものすご~く怖かったです。
わかったところで、今も怖いですが。