韓国の家庭料理にかかせないダシダ(다시다)を使ってみた感想です。
ダシダ(다시다)で韓国の味に
ダシダは韓国の家庭の約8割が使用している調味料。
牛肉だし、いりこだし、あさりだしの3種類があります。
ダシダで牛丼を作ると、なんと某人気チェーン店の牛丼の味になってしまうとか。
韓国人が料理しているのを見てると、レシピに書いてなくても入れてます。
うちの母が何でも「ほんだし」入れちゃうのと似てます。
私はいつも「あさりのダシダ」を買っていたのですが、最近店に置いてなくて仕方なく「牛肉ダシダ」を買ってきたら、あーら不思議、スープがうそのように美味しく仕上がりました。
「これひとつで韓国の味」って袋に書いてあるだけのことはあります。
ちなみに「ダシダ」とは韓国語の俗語で「ツバを飲み込むほどおいしそう」という意味だそうです。
ところでこの「ダシダ」。
韓国で買っているときは「タシダ」だと思っていたのに、日本に入ってきたら「ダシダ」になっています。
韓国語は単語の冒頭が濁らないことになっています。
というより韓国人は冒頭の濁音が発音できないはず。
日本語の「大学」が「タイガク」になるので一瞬「えっ?」と驚いてしまったことがあるくらいです。
私はいつも発音が気になって仕方ないのですが、ある時、日本在住の韓国人にこう言われました。
「日本人だって『山田』は『ヤマタ』じゃなくて『ヤマダ』でしょ。」
「あー・・・」っと妙に納得。
このどーでもいいこだわりをやめたら、もっと楽に生きられるかもしれません。
しかし、私の性格上、突っ込まないではいられないのです。