韓国歴史ドラマでよくみかける座椅子とも布団とも思えるこれらを보료세트(ポリョセット)と言います。
正確には보료というのは一番大きい敷布団のことです。
長い肘掛け:장침(チャンチム)
短い肘掛け:단침(タンチム)
背もたれ:안석(アンソッ)・등받이(トゥンバチ)
座布団:방석(パンソッ)
部屋の奥にあって、普段はその部屋の主が座っていますが自分より位の高い人が訪れてきたら席を譲ります。
日本だと上座に当たるのでしょうか。
ドラマでは、誰かが部屋に入ってくるたび、クルクルと席を替わるときがあります。
めんどくさがりな韓国人も上下関係には厳しいようですね。
日本でも後から偉い人が入ってきたら、「こちらへどうぞ」と席を譲ったりしてますが、遅れて来た人は入り口から近い席でいいじゃん、すぐ座れるし、と思うのは私だけでしょうか。
人間関係がフラットな世界を体験したことがないので、それがいいのか悪いのかもわかりませんが。